特急あずさ号に乗って中央東線沿線の神社で初詣をしよう!

八百万の神(やおよろずのかみ)が御座す神社をお参りし、大願成就やパワースポットの恩恵にあやかりましょう!

ひとり旅が楽しめるお勧めの観光地やスポットをピンポイントでご紹介する「ピックアップ!ひとり旅」と「ひとり旅で神社参り」のコラボ企画~「特急あずさ号に乗って中央東線沿線の神社で初詣をしよう!」と題し、特急あずさ号停車駅最寄りの神社をご案内します。

このテーマで紹介するピックアップ
  • ピンポイントアドバイス「特急あずさ号」
  • これがおススメ「子安神社」(八王子)
  • これがおススメ「武田神社」(甲府)
  • これがおススメ「身曽岐神社」(小淵沢)
  • これがおススメ「諏訪大社本宮」(茅野・上諏訪)
  • これがおススメ「四柱神社」(松本)

「ピンポイント」の意味については、こちらで解説

 

日頃から神社をお参りするという方も多いかと思いますが、とりわけ初詣は1年のさまざまな願い、思い、誓いを込めてお参りされることでしょう。

コロナ禍以降、人混みを避けるために「分散参拝」が呼びかけられてきました。1月中であれば初詣になりますので、ゆっくりお参りするのも選択肢にアリですよね😊

ひとり旅で神社参り~神社ミニ知識

神社で気持ちよくお参りするために~知っておきたいマナー
・神社を訪れたら、鳥居の前で一礼しましょう
・手水舎で両手を清め、口をすすぎましょう
・帽子をかぶっている方は、参拝前に脱ぎましょう
・一部の神社を除き、「2礼2拍手1礼」が基本です
・神前へのおじぎは頭を深く下げましょう
・鳥居を出る時も一礼しましょう

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⭐ピンポイントアドバイス「特急あずさ号」

首都圏と甲信地方を結ぶ大動脈の中央東線は、特急列車として松本行きの特急あずさ号と、途中駅の甲府行きの特急かいじ号があります。

あずさ号の主な停車駅は、新宿、立川、八王子、甲府、韮崎、小淵沢、茅野、上諏訪、岡谷、塩尻、松本で、新宿から先の東京や千葉を発着する列車もあります。

一部列車は韮崎、小淵沢、岡谷、塩尻を通過する一方で、富士見、下諏訪に停車する列車もあります。山梨県内の大月や塩山には特急かいじ号が停車します。

あずさ号とかいじ号は交互に1時間に1本ずつ運転しており、利便性はかなり高い列車です。ただし全席指定となっていますので、あらかじめ切符を購入しておきましょう。

諏訪に住む私にとってはお馴染みの特急あずさ号。車窓から眺める富士山、南アルプス、八ヶ岳、北アルプスの雄大な車窓は、旅心を高ぶらせてくれますよ😆

 

近接する京王八王子駅からすぐのところあり、周囲をビルや住宅地で囲まれている子安神社。コンパクトな境内ですが、木々に囲まれた一角は市街地の真ん中とは思えないような落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

創建は奈良時代とのことで、古くから武将たちに崇敬されてきた神社だそうです。御祭神の木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)は、燃え盛る産屋で無事出産した神話が有名で、安産の神様として信仰されています。

1月9日10日には「初こんぴら」というお祭りがあり、金の烏帽子をまとった福娘が参拝者を出迎えてくれます。福娘の餅まきや縁起物のおすそ分けもやっていますので、初詣に合わせてお参りしてみてはいかがでしょうか。

子安神社公式サイト

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甲府駅の北口を出て、真っすぐ北へと2キロほど進むと、まるで城跡のような武田神社の鳥居が見えてきます。戦国時代に甲斐を支配していた武田家三代が居城としていた「躑躅ケ崎館跡」に神社があります。

神社が創建されたのは大正4年で、御祭神はもちろん武田信玄公。山梨県では英雄として慕われ、絶大な人気を誇る信玄公の遺徳をしのぶため、県民有志によって館跡に社殿が建てられたものです。

戦国最強と言われた「勝ち運」ばかりでなく、信玄堤など土木技術や民政にもたけた信玄の功績にあやかって、家内安全や商売繁盛などさまざまなご利益を授かろうと、多くの参拝者でにぎわっています。館跡の歴史探訪もできます。

武田神社公式サイト

ひとり旅で神社参り~神社ミニ知識

お祭りなどの神事の前に唱えられる「祓詞(はらいことば)」をご紹介します
掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す

 

※停車しないあずさ号もありますので、乗車前にご確認ください

身曾岐神社は八ヶ岳山麓の高原地帯にあります。身曾岐という漢字は当て字とのことで、音読みの「みそぎ」とは「禊」、すなわち「きれいになること」。お参りの祓詞でも、イザナギノミコトが祓いや穢れを「みそぎ」で清めたとあります。

御祭神は天照大神と井上正鐵(まさかね)翁です。井上翁は江戸時代後期の方で、神道中興の祖と言われています。天地自然を教典とし、古神道の奥義である「みそぎ」の行法を伝えたといいます。神社では火と水に関わる神事を執り行っています。

身曽岐神社公式サイト

私がお参りした2021年は新型コロナウイルスが蔓延期。自らの身を清める「みそぎ」が必要だと感じ、参拝時には「祓詞」を唱えながらコロナ終息を願いました🤔

 

諏訪大社は、上社本宮、上社前宮、下社秋宮、下社春宮の4つの神社から成り立ちます。上社本宮は広い駐車場が整備されており、時期にかかわらず多くの参拝者が訪れています。

御祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)で、全国各地にある諏訪神社の総本山として厚い信仰を受けています。6年ごとに行われる御柱祭は、木落しや川越し、建御柱といった見どころが豊富な祭りで、次回は2028年の予定です。

真冬の住民の関心事は諏訪湖の御神渡りで、全面結氷した諏訪湖の氷が盛り上がる現象を「上社の男神が下社の女神にお通いになった跡」として、神秘とロマンをかりたてています。今シーズンは御神渡りの拝観が出来るでしょうか?

諏訪大社公式サイト

 

松本城の近くになわて通りという女鳥羽川に沿った風情ある小路があります。小路を歩いていると、見上げるような巨大な鳥居が姿を現し、驚かれる方もいらっしゃるでしょうが、この鳥居の先にあるのが四柱神社です。

創建は明治12年と比較的新しく、御祭神として祀られているのが天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)、神皇産霊神(かみむすびのかみ)の造化三神と天照大御神(あまてらすおおみかみ)の四柱。

高い御神徳の神様を主祭神としているため、四柱神社は「願いごとむすびの神」として厚く信仰されているそうです。趣のある店が居並ぶ観光名所・なわて通り を訪れた際には、四柱神社のお参りもお忘れなく。

四柱神社公式サイト

 

中央東線沿線には大小たくさんの神社がありますが、そのなかから5つの神社を厳選してみました。特急あずさ号を使ってぜひお参りにお出かけください。

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