鹿児島空港から寄り道できるおススメスポット~鹿児島県霧島市でひとり旅

ピンポイントでひとり旅が楽しめるお勧めの観光地やスポットを「ピックアップ!ひとり旅」と銘打ってご紹介いたします。

今回は鹿児島県霧島市。

春の嘉例川駅

テーマは「鹿児島空港から寄り道できるおススメスポット」です。

このテーマで紹介するピックアップ
  • ピンポイントアドバイス「肥薩線を使って空港へ」
  • これがおススメ「登録有形文化財の嘉例川駅」
  • これがおススメ「坂本龍馬とお龍が入った温泉」
  • マニアックな情報「空港近くで焼酎とビールをグイっと」

「ピンポイント」の意味については、こちらで解説

 

鹿児島観光に訪れる人の交通手段の一つに航空機があります。

航空機が発着する鹿児島空港は霧島市の郊外にあるため、ほとんどの方は空港連絡バスを使って目的地に向かうか、レンタカーを利用しているでしょう。

そんな鹿児島空港の周辺には、隠れた観光スポットが点在しています。空港へのアクセスにローカル線の肥薩線と路線バスを利用すれば、訪れることができるのです。

ひとり旅のラスト、鹿児島空港へ向かう前にちょっと寄り道してみませんか?

肥薩線には、2022年3月まで観光列車「はやとの風」が運行していました。急ぎ足ではない、ゆっくり、のんびりと汽車旅が楽しめた名物列車でしたね。

⭐ ピンポイントアドバイス「肥薩線を使って空港へ」

鹿児島中央駅から日豊本線に乗り、隼人駅で肥薩線に乗り換えます。肥薩線は開業当時、南九州の大動脈ルートとして建設され、沿線に古い駅舎がいくつか残っています。

隼人駅からは普通列車が1時間に1本程度出ています。出発して4駅目、20分ちょっとで嘉例川駅に到着。ここで列車を降ります。

嘉例川駅前には、本数は少ないですが空港行のバスがやって来ます。空港までの所要時間は10分程度という近さです。

坂本龍馬が立ち寄った塩浸温泉は、嘉例川駅から3キロの渓流沿いにあります。こちらにも本数は少ないですがバス路線があります。

 

✔️ これがおススメ「登録有形文化財の嘉例川駅」

「はやとの風」運行当時の記念撮影

肥薩線の小さなローカル列車が停車するには、あまりにも立派過ぎる駅舎を構える嘉例川駅。国の登録有形文化財に指定されている鹿児島県内最古の駅舎を持ちます。

明治時代から多くの人々を出迎えてきた築100年を超える駅舎は、ひとり旅の旅人の心をくすぐるレトロな雰囲気を醸し出しています。

霧島市のサイト「嘉例川駅」

 

✔️ これがおススメ「坂本龍馬とお龍が入った温泉」

坂本龍馬とお龍の碑

幕末の偉人・坂本龍馬は、日本で初めて新婚旅行をしたと言われています。その龍馬が妻のお龍と共に湯治に訪れたのが塩浸温泉です。

小さな公園になっており、坂本龍馬・お龍新婚湯治碑が出迎えてくれるほか、塩浸温泉のお湯が楽しめる日帰り温泉や「龍馬とお龍の縁結びの足湯」があります。

霧島市のサイト「塩浸温泉龍馬公園」

 

🉐 マニアックな情報「空港近くで焼酎とビールをグイっと」

鹿児島空港と道路を挟んだ向かい側に、巨大な西郷さん(西郷隆盛)の像がそびえ立つ場所があります。西郷公園とコワーキングスペース3153です。

その先に、バレル・バレーという名の「麹と焼酎とビールのテーマパーク」があります。焼酎の一升瓶をモチーフにしたモニュメントが特徴的な建物です。

ここでは、芋焼酎や米焼酎、ナツメヤシ焼酎を製造販売しているほか、麦酒工房ではチェコ生まれの素材を使った霧島高原ビールを作っています。

製造工程を見学できるコースがあるほか、施設内のレストランで料理と一緒に焼酎、ビールを味わうことができます。空港の目の前なのでお立ち寄りに便利です。

西郷公園(鹿児島県観光サイトにリンク)
バレル・バレー公式サイト

 

嘉例川駅や塩浸温泉は、観光ルートからはちょっと外れているかもしれませんが、ひとり旅でのんびり訪れるのには絶好のスポットといえます。鹿児島空港を利用される際、プランに加えてみてはいかがでしょうか?

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