列車で長距離移動中、何をすればよいか?~ひとり旅では移動時間も有効活用
東海道新幹線で東京駅から新大阪駅まで移動すると、約2時間半かかります。そのような、ひとり旅での長距離移動の時間、あなたなら何をしていますか?
旅行中の時間は限られています。その中で、貴重な時間を長距離移動に割くのはもったいない気がしますけど、プランによっては仕方がないことです。
だからといって、ついついスマホに目をやって、YouTubeを見たり、ゲームをしたり・・・それも悪くはありませんが、あまりにも日常と同じパターン過ぎますよね。
旅先での移動時間も工夫次第で有効活用できます。移動の時間をプランのどこに組み込むかも、プランニングのテクニックの一つです。
具体的にどんな過ごし方があるでしょうか? 有効活用の例を挙げてみましょう。
🚅食事タイムに使う
移動の時間がちょうどお昼に差し掛かるような時は、昼食を取るようにします。
キオスクや駅コンビニでおにぎりやパンを買うのもいいでしょうか、せっかくひとり旅に出たわけですから、ご当地の駅弁やグルメを探してみましょう。
朝の移動の場合も、朝食を取る時間に充てます。
早朝の出発はプランを組むうえでも何かと好都合。主な観光施設は、早くても営業時間が午前8時以降ですので、その前に移動を済ませておけば、旅先での時間を長く使えます。
朝食でも昼食でも、長距離移動中であれば、車窓をのんびりと眺めながらゆっくりと食事ができます。それが、ご当地の駅弁だったら、旅気分は一気に高まりますね😉
🚅旅先の下調べをする
どうせスマホを使うのであれば、列車で向かった先の目的地について下調べをするというのも、有効な時間の使い方と言えます。
あらかじめ見学場所をプランに盛り込んでいたならば、その場所についての最終チェックができます。施設等の予想外の臨時休業などが事前にわかるかもしれません。
目的地で飲食を予定しているのであれば、食べログなどの検索サイトを使って、訪れたい店の候補をリストアップしたり、情報収集したりできます。
天候が事前の予想と違った場合、プランを急きょ変更することがあるでしょう。そんなときも、長距離移動中であればプランを練り直す時間が取れますよね😕
🚅読書をする
日常生活でスマホやパソコンを見ることが多くなり、なかなか本を読む時間が無いという人も少なくないと思います。
ひとり旅の長距離移動中は、読書をするのには絶好の環境といえます。
基本的には誰にも邪魔されませんし、新幹線のようにトンネルが多くて車窓を眺め続けられないというような路線なら、読書に集中できるというものです。
コミックや週刊誌でも構いませんが、できれば1冊の本を旅行カバンに忍ばせて、読書をしてみませんか。
🚅睡眠をとる
列車の中で眠る・・・実は、これが長距離移動中では、一番手っ取り早く「実践」できるものです。
単に時間つぶし、というだけではありません。ひとり旅は思った以上に体力を使いますし、場合によっては気疲れもするものです。
列車に揺られると、ついウトウトしてしまいがちです。その時は無理に眠気を覚まそうとせず、そのまま短時間でも眠ってしまった方が、あとで体が楽になります。
ただし、下車する駅が近い場合は要注意。寝過ごしてしまったら元も子もありません。少なくとも下車15分前になったら、寝るのはやめておきましょう。
ご紹介した有効活用例は、列車に乗っている時間だけでなく、都市間バスや飛行機でも応用できます。ひとり旅の最中、ムダな時間を1分、1秒でも減らすように工夫しましょう。