あの町この味ひとり旅「スクガラス豆腐~泡盛にぴったり合う沖縄の肴」
ひとり旅で出会った郷土料理、ご当地グルメ、美味しい食材など、エピソードを交えてご紹介するあの町この味ひとり旅。今回のご案内は沖縄県那覇市「スクガラス豆腐~泡盛にぴったり合う沖縄の肴」です。
訪れたのは沖縄県那覇市。沖縄の楽しみ方は人それぞれでしょうが、美味しいものを食べるのも沖縄でのひとり旅の醍醐味なんですよね。
グルメの方も、単なる食いしん坊も、あるいはお酒好きの方も、誰もが満足できるのが沖縄の郷土料理。あまたある料理から今回は1品だけ紹介させてください。
この記事ではグルメコラムに加え、お勧め情報として「第一牧志公設市場」をご紹介します。
那覇市でスクガラス豆腐
近年でこそ、沖縄料理を全国各地で食べられるようになりましたが、私が初めて旅行した平成の初め頃は、沖縄料理は全てが「耳馴染みのない珍しいもの」ばかりでした。
その中で、特に気になったのが「スクガラス豆腐」です。小さく切った冷ややっこの上に小さい魚が乗っている郷土料理で、「まず魚をかみ砕いてから豆腐を食べて」と店の方にアドバイスされました。
スクガラスは、アイゴの稚魚を塩漬けにしたもので、歯ごたえはありますがしっかり塩味が付いています。豆腐は、沖縄の島豆腐を使わないと、スクガラスとは合わないようです。
那覇市で初めて食べて以来、沖縄料理の店に入って泡盛を注文すると、決まって「スクガラス豆腐」を頼んでしまいます。そのくらい、泡盛にマッチした肴だと私は思っています。
沖縄の島豆腐はずっしりとした食感と濃い味が特徴ですので、スクガラス豆腐だけでなく、チャンプルーなどの炒め物でも重宝されます😙
那覇市のお勧め情報「第一牧志公設市場」
ウチナーンチュ(沖縄県人)の台所と言われている第一牧志公設市場。
2023年にリニューアルオープンいたしました。
観光スポットであり、グルメスポットとしても大人気の第一牧志公設市場。1950年開場から70年余・・・リニューアルで新たな歴史の第一歩を刻んでいます。
市場には、沖縄県内の各地から集まった食材がずらりと並んでおり、旅行者からすれば珍しいものばかり。とくに豚の顔皮「チラガー」は、見た目にビックリ。
お買い物もできますが、市場ならではの楽しみ方が「持ち上げ」。1階のお店で食材を買って、2階の食堂で調理をしてもらうというシステムです。
お目当ての食材を市場で味わいましょう!
※この記事は、ブログ「旅道楽マイケルオズのあの町この味ひとり旅」の掲載コラムを加筆修正して載せています。
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