あの町この味ひとり旅「淡路島牛丼~島の「いいとこどり」で牛丼が誕生」
ひとり旅で出会った郷土料理、ご当地グルメ、美味しい食材など、エピソードを交えてご紹介するあの町この味ひとり旅。今回のご案内は兵庫県淡路島「淡路島牛丼~島の「いいとこどり」で牛丼が誕生」です。
訪れたのは兵庫県淡路島。淡路島は市町村合併により、北から淡路市、洲本市、南あわじ市の3市で構成。それぞれ特徴的な観光地があり、くまなく巡りたいものです。
淡路島は海に囲まれているので、新鮮でおいしい魚介類が食べられますが、今回は海の幸ではなく丼物。もちろん、3市のどこでも食べられるご当地グルメなんですよ😋
この記事ではグルメコラムに加え、お勧め情報として「北淡震災記念公園」をご紹介します。
淡路島で淡路島牛丼

旅先でのお昼に海鮮丼やうな丼など、ご当地丼をいただくのも旅の楽しみです。海に囲まれた兵庫県淡路島なら、やはり海鮮丼では・・・と思いきや、淡路島で食べたい丼は「牛丼」。
牛丼というと、チェーン店で安く食べられるイメージがありますが、「淡路島牛丼」は全く別物だと思える逸品です。淡路島牛丼は、ご当地グルメであり、地元のソウルフードでもあります。
材料の牛肉、玉ねぎを煮込み、ご飯にかけるスタイルに変わりはありませんが、牛肉、玉ねぎ、米には淡路島産だけを使っています。 とくに淡路島の玉ねぎは特産品として人気があるほどです。
チェーン店の3杯分くらいの値段ですが、牛肉、玉ねぎ、ご飯が一体となって美味しく、牛丼のイメージを変えてしまうほど。淡路島に訪れたら、ぜひ食べていただきたい一品ですね。

牛丼の材料となる淡路島産の牛肉、玉ねぎ、お米は、単品で味わってももちろん美味しいです。それを丼にするとは・・・まさにゴールデントリオですね😉
お勧め情報「北淡震災記念公園」

2025年は阪神淡路大震災から30年の節目を迎えました。
あの大地震の爪痕を今に伝える施設が淡路市にある北淡震災記念公園です。
公園内にある施設「野島断層保存館」では、大震災で大きくズレた野島断層の生々しい現場がそのまま保存されており、地震のエネルギーのすさまじさを物語っています。
震災体験館では、震度7の揺れを実体験できます。 私も体験しましたが、分かっていても身動きができなくなるような揺れの恐ろしさを実感しました。
地震の教訓を伝えるだけの施設ではなく、物産館もありますし、すぐ目の前は瀬戸内海を眺める風光明媚なところなので、ぜひ淡路島観光のルートに入れましょう。
旅道楽なコラムで体験談をご紹介しています
※この記事は、ブログ「旅道楽マイケルオズのあの町この味ひとり旅」の掲載コラムを加筆修正して載せています。
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