旅道楽なコラムvol.7~新年恒例のご当地イベント・小山初市を楽しむ

ひとり旅のエピソード、失敗談、感動秘話などを綴る旅道楽なコラム。今回は、「新年恒例のご当地イベント・小山初市を楽しむ」のタイトルで、2020年1月、栃木県小山市でのイベントのようすを書きます。

小山初市の様子(2019年)

初詣ひとり旅で小山駅に途中下車

私は2016年から「初詣ひとり旅」をやってきました。前泊日帰りということで、19年までの4年間はほぼ東京二十三区内の神社をお参りしてきました。

最大の目的は初詣ですが、せっかくの東京行きですので、飲み歩きをセットしないわけにはいきません。結局、どちらがメインなのか、分からなくなるほどです😅

新型コロナ禍前の2020年1月は、ついに本格的な「初詣ひとり旅」を実行しました。成田山新勝寺、鹿島神宮、水戸東照宮を参拝するという1泊2日のプランです。

1日目は茨城県水戸市で宿泊し、翌日はJR水戸線に乗って栃木県へと移動します。水戸線沿線では途中下車をせず、終点の小山駅まで向かったのです。

小山の方にはたいへん失礼なのですが、つい数日前までは「小山・・・何もなさそうだから、乗り換えて宇都宮まで行くか」と思っていたほど、なじみの薄い土地でした。

それでもと思ってネットで調べてみると、立ち寄る日に「小山初市」というイベントを開催することが分かりました。だったら、小山に途中下車しようと思い立ったのです。

おまけに、小山駅から徒歩で行かれるところに須賀神社という由緒ある神社があることも知り、初詣ひとり旅で素通りはできないな、ということになりました。


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チャリティー試飲で地酒5種類飲み比べ

地酒のチャリティー試飲

小山市のサイトによると、小山初市は昔からだるま市として行われてきたといい、近年では地元商業会の出店もあり、地元の方でにぎわうイベントだとのことです。

メイン会場の「まちの駅 思季彩館」の周辺は、すでに多くの人たちが集まっています。ほとんどが地元の方と思われ、まさに地域密着型のイベントだと感じました。

ひょっとすると、縁もゆかりもない旅人は私一人かも・・・でも、アウエー感はまったくありません。せっかくなので、思う存分雰囲気にどっぷりつかりたいものです・

私の目を引いたのは「地酒のチャリティー試飲」コーナー。ワンコインで1杯いただけるという嬉しい企画。旅先で地酒をいただくというのも、旅の醍醐味なのです。

コーナーで販売していたのは「雄東」「三福」「鳳凰美田」「若駒」「若盛」の5種類。いずれも聞いたことがない銘柄だというのが、飲んだくれの旅人には嬉しい😋

チャリティー販売の豚汁や地元小山のブランド豚「おとん」のフランクフルトを肴に、5種類の地酒をグイっと飲みながら、冬晴れのひと時を過ごしました。

観光地を巡るのも楽しいですが、ご当地イベントに紛れ込むのはもっと楽しい! 2023年こそ、コロナ禍が終息し、イベント巡りができるよう願いたいものです。

小山初市では餅つきなどもやっていて、お正月の風情も存分に満喫しました。つきたてのお餅も売っていましたが、一人で食べるのには量が多かったので断念しました🤭

 

今回のキーワード「小山市」

小山市というと、戦国末期に徳川家康と豊臣恩顧の大名たちが軍議を開いた「小山評定」や、桜金造さんの首都圏ローカルコマーシャル「おやまゆうえんち~」(現在は閉園)を思い浮かべます。

小山市公式サイト(時期になりますと、小山初市の情報も載ります)

併せてお読みください


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