映画「転校生」の舞台を歩く~広島県尾道市でひとり旅

ピンポイントでひとり旅が楽しめるお勧めの観光地やスポットを「ピックアップ!ひとり旅」と銘打ってご紹介いたします。

今回は広島県尾道市。

テーマは「映画「転校生」の舞台を歩く」です。

このテーマで紹介するピックアップ

「ピンポイント」の意味については、こちらで解説

 

瀬戸内海と山に挟まれた広島県尾道市は、映画監督の大林宣彦さんの出身地で、大林監督は尾道市を舞台に数多くの青春映画を撮影、公開してきました。

その最初の作品が1982年公開の「転校生」でした。互いの体が入れ替わってしまった中学生男女のコミカルで甘酸っぱい映画で、随所に尾道市の風景が登場します。

大林監督は、旅人に向けて「あなたにぜひ、この街で迷子になって欲しい」とメッセージを送っています。路地が入り組んでいる尾道では、それが可能なのです。

映画「転校生」のロケ地を巡りながら、尾道の路地をさまよい歩いてみましょう。
それから、瀬戸内海の渡し船についてもご案内いたします。

尾道観光協会サイト「おのなび」

大林監督の尾道三部作映画の影響を受けた世代で、あこがれの旅先の一つでした。風情豊かな渡し船は尾道に来たら絶対外せないスポットです⛴️

 

⭐ ピンポイントアドバイス「転校生のロケ地巡り」

尾道に訪れたら、最初に尾道駅前の観光案内所を訪ねましょう。ここで、観光パンフレットや散策マップを頂戴し、情報収集することもできます。

駅から数分のところに、転校生で小林聡美が自転車で駆け上がった「とろとろ坂」(陸橋)があります。ここを渡って、路地が入り組んでいるエリアに入ります。

人がすれ違うだけでもやっとという狭い路地を歩きながら、歴史あるお寺や新しいお店など、自分だけの観光スポットを探してみるのもお勧めです。

路地は、地域の方が暮らしているところでもありますので、「お家にお邪魔します」という気持ちで、ご迷惑にならないよう気をつけましょう。

 

✔️ これがおススメ「御袖天満宮でお参り」

転校生のロケ地の一つが御袖天満宮です。神社の石段を転げ落ちて、主人公の男女が入れ替わってしまったシーンの場所です。

創建は平安時代という由緒があり、天満宮という名のとおり、菅原道真公を祀っており、学問の神様として地域の方々の信仰を集めています。

そしてもう一つ、袖にちなんで「縁結び」のご利益もあります。さ迷い歩く路地散策のなかで、ぜひお参りしましょう。

御袖天満宮のサイト 

 

✔️ これがおススメ「3つの渡し船に乗る」

尾道の市街地と対岸にある向島の間の瀬戸内海は、狭いところで200メートルほどしか離れておらず、行き来には渡し船が使われています。

尾道の渡し船には、尾道渡船(兼吉渡し)、福本渡船、駅前渡船の3つの航路があり、福本渡船は片道60円、あとの2航路も片道100円で渡れます。

渡船は昼夜頻繁に出航しており、桟橋でのんびりと船が行き交う光景を眺めるのも楽しいです。もちろん、片道5分ほどの短い船旅をするのもお勧めです。

尾道まちかど広報室サイトの尾道渡船(兼吉渡し)案内

尾道まちかど広報室サイトの福本渡船案内

尾道まちかど広報室サイトの駅前渡船案内

 

🉐 マニアックな情報「晩寄りに出会えるかも?」

海産物豊富な瀬戸内海に面した尾道では、「晩寄り」と呼ぶ手押し車を引いた行商の方を目にすることがあります。

漁師の奥さんが、新鮮な魚を手押し車に乗せて売りさばくというスタイルで、かつては多くの「晩寄り」が商店街に立ち並んでいたそうです。

今は数も減ってしまいましたが、もしも「晩寄り」を見かけたら、どんな魚を売っているのか見せてもらいましょう。旬を探す手掛かりになるかもしれません。

尾道にひとり旅をしたとき、偶然「晩寄り」から自宅に戻る老夫婦を見かけ、風情を感じて後をついていったら、夫婦につられてそのまま渡し船に乗ってしまいました。
いい思い出です😂

 

大林宣彦監督の言葉をもう一度繰り返します。尾道では「迷子」になりましょう! それが、尾道でのひとり旅を思い出深いものにしてくれるはずです。

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