あの町この味ひとり旅「蜂の子~ゲテモノ食いの信州人も驚いた珍味」

ひとり旅で出会った郷土料理、ご当地グルメ、美味しい食材など、エピソードを交えてご紹介するあの町この味ひとり旅。今回のご案内は宮崎県日之影町「蜂の子~ゲテモノ食いの信州人も驚いた珍味」です。

訪れたのは宮崎県日之影町。宮崎県の北部にあり、五ヶ瀬川の清流や豊かな自然が魅力の町で、神話の里として有名な高千穂町に隣接しています。

全国でも珍しい鉄道の駅舎と日帰り温泉が一体となった日之影温泉駅があり、高千穂鉄道が廃線になっても温泉施設はしっかりと営業を続けています。

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宮崎県日之影町で蜂の子

私の住む信州は、蜂の子やザザムシ、イナゴなど「ゲテモノ食い」と称する昆虫食の習慣があります。そんな私でさえ、宮崎県の日之影温泉で注文した蜂の子 にはビックリしました。

温泉に入ってビールが飲みたいと思い、メニューに「はちの子」があったので、珍しいと思って頼みました。信州人に慣れ親しんだ米粒くらいのクロスズメバチの幼虫だと思い込んでいたのです。

ところが、皿に盛られてきたのは芋虫ほどの大きの蜂の子。ひと目で「これはオオスズメバチだな」と分かるほどの迫力。苦手な人は飛び上がって逃げてしまうでしょう😱

一瞬驚き、ひるみましたが、それでも蜂の子には違いないと思って味わってみると、意外に身が引き締まっており、バターとマッチして美味しかったです。もう一度食べてみたい珍味でしたね。

道の駅青雲橋 日之影温泉駅 公式サイト

スズメバチは巣作りされただけでも超厄介者なのですが、それを食用として重宝しているというのはスゴイ。まさに山間地ならではの地域食材なんですね🤔

 

お勧め情報「高千穂鉄橋」

かつて、日本一の高さを誇った鉄道橋「高千穂鉄橋」
2005年の台風被害で高千穂鉄道は廃止になりましたが、実は今も鉄橋は健在です。

鉄道廃止を受けて設立された会社「高千穂あまてらす鉄道」が、廃線跡を有効活用したいとして、2017年からグランド・スーパーカートを運行しています。

かつて、多くの鉄道ファンや観光客を魅了した高千穂鉄橋からの眺めは、チョット恐いですけど格別。高千穂駅から往復30分のミニ列車旅が楽しめます。

ほかにも、本物のディーゼルカーを運転できるアトラクション(要予約)もあり、神話の里・高千穂を訪れた際には、ぜひ高千穂駅まで足を伸ばしてみてください。

高千穂あまてらす鉄道

※この記事は、ブログ「旅道楽マイケルオズのあの町この味ひとり旅」の掲載コラムを加筆修正して載せています。

併せてご覧ください

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