あの町この味ひとり旅「山菜の天ぷら~春の旬・山菜をガッツリといただく」
ひとり旅で出会った郷土料理、ご当地グルメ、美味しい食材など、エピソードを交えてご紹介するあの町この味ひとり旅。今回のご案内は長野県諏訪地方「山菜の天ぷら~春の旬・山菜をガッツリといただく」です。
訪れたのは長野県諏訪地方。諏訪市、茅野市、岡谷市と下諏訪町、富士見町、原村があり、良くも悪くも各市町村が独自の歴史や文化、そしてグルメを誇っています。
今回は私の居住地がある諏訪地方、もっと言えば山国である信州・長野県ならではの春の味覚「山菜」をご紹介しましょう。
この記事ではグルメコラムに加え、お勧め情報として「諏訪湖」をご紹介します。
諏訪地方で山菜の天ぷら

春に欠かせない食材といえば山菜です。特別に美味しいというわけではありませんが、山菜を食べると長く厳しい冬が終わり、春の訪れを実感させてくれます。まさに春の旬なのです。
山菜にもいろいろな種類がありますが、天ぷらにして美味しいのはタラの芽、コシアブラ、フキノトウなどです。タラの芽とコシアブラは似ているようで、それぞれ独特の風味があります。
地元の酒場でいただいた山菜の天ぷら盛り合わせは、大きめの皿にタラの芽やコシアブラがどっさりと乗っていてボリューム満点。ですが、山菜なので割と食べられるものです。
最近ではタラの芽の栽培も増えてきて、地元のスーパーなどでも手軽に買えるようになりました。それでも、酒場で熱々の天ぷらを食べながらビールをグイッと飲む心地よさは、また別格な味わいですね。

山菜は春の家飲みでも絶対に欠かせない肴です。ここに好物のホタルイカが加わり、地元の日本酒が揃うと、まさに極楽気分になりますよね😙
お勧め情報「諏訪湖」

諏訪地方を代表する観光スポットといえば青諏訪湖。
地元住民にとっては憩いの場であり、健康増進ゾーンにもなっています。
諏訪湖は周囲約16キロで、湖面越しに八ヶ岳や遠く富士山を眺めることができます。冬には湖が全面結氷し、神様が氷上をお渡りになる「御神渡り」が出現することも。
上諏訪温泉や下諏訪温泉といった温泉場のほか、ガラスの里などの観光施設、ボート競技の下諏訪漕艇場、天竜川に流れ下る釜口水門といった見どころが盛りだくさん。
諏訪湖周にはジョギングロードとサイクリングロードが整備されており、徒歩でも自転車でも安心して散策できます。一日かけてゆっくり観光してみてはいかがでしょうか。
※この記事は、ブログ「旅道楽マイケルオズのあの町この味ひとり旅」の掲載コラムを加筆修正して載せています。
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