初めての一人酒~酒場での過ごし方、教えちゃいます

「withコロナ」の時代に入って、酒場にもコロナ前の日常が戻ってきました。

大勢で飲んでも、気の合うグループでも、カップルでも、酒場のお酒は美味しい・・・でも、一人でお酒をたしなむのだっていいじゃないですか。

新型コロナが終息したわけではないので、「大勢で飲むのはチョット・・・」という方もいるでしょう。
「一人酒」は、そんな方にピッタリ。

そこで今回は、酒場入門編である「withコロナ」だからこそ、おススメしたい一人酒~初めてでも大丈夫です!に続き、酒場実践編「初めての一人酒~酒場での過ごし方、教えちゃいます」でアドバイスします!


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数限りなく一人酒をしている私でも、居酒屋など酒場ののれんをくぐったり、開き戸を開けたりする時って、緊張するものなんです。

店内が丸見えのオープンな酒場なら、まだ雰囲気が分かっていいんですが、外から店内が見えない酒場だと「本当に大丈夫かな」と不安に思ってしまいがち。

店に入って、店員さんが「いらっしゃい」と声を掛けてくれると、少しホッとします。安心したところで、必ずやっておきたいことがあります。

「店員さんに一人であることをしっかり伝える」こと。
人差し指を1本立てるジェスチャーをすれば、分かりやすいですね。

一人客と分かったところで、店員さんが席を案内してくれるか、「お好きな席どうぞ」と言ってくれます。席に着けば、いよいよ一人酒の始まりです。

初めての酒場では注文に迷うかもしれませんが、その酒場のおススメを頼んでみるのが無難かもしれません。もちろん「最初はビール」などと決めておくのもアリですね😉

 

席に着き、注文を終えて酒や肴が出てくれば、あとは自由です。酒場での過ごし方には「こうしなさい」「ああしなさい」という決まりはありません。

人それぞれ、こんな過ごし方があります

とりあえずビールと1品(あるいはお通し)を頼んでおき、メニューを見て「次は何を注文しようか」と、目移りしながら考えるのもいいですね。

当面、他に注文する品物がなくても、メニューを眺めていると、その酒場の特徴が見えてきます。どうしても気になったら追加してみましょう。

酒場に文庫本を持ち込んで、酒を飲みながら読書にふける人もいます。最近ではスマホを手にして、アプリなどに夢中になっている人も。

「せっかくの酒場なんだから・・・」と年配の酔客は思うかもしれません。でも、一人酒は自分の世界に没頭できる絶好の機会。決してマナー違反ではありませんよ。

とくに何をするのでもなく、周囲の方には「物思いにふけっているのかな」と思われるような感じで、ゆっくりと酒と肴を味わっている人もいます。

せっかくの一人酒なんですから、酒場の雰囲気に溶け込むのもよし、何も考えずに美味しいものを堪能するのもよし。時間の使い方はあなた次第です。


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酒場では、一人客が来るとカウンター席に通されることが多いです。テーブルとは違い、店の人や他のお客さんとの距離が近いのがカウンターの特徴でしょう。

カウンターでは、こんな過ごし方もあります

カウンターの一番の醍醐味は、お店の方、とくに大将や女将さんと会話を交わせるチャンスが多いということに尽きます。

お酒や料理についてのお話をうかがいながら、時に世間話をしてみるのもよし。ただし、お忙しい時に話しかけるのは控えましょう。

袖すり合うも他生の縁と言いますが、カウンター席で隣り合わせになるなど、お近くに座った他のお客さんと会話が弾むこともあります。

もちろん他人同士ですから、適度な距離感は保たなければなりません。酒の席ですので、議論になりかねないような話題は避け、楽しくおしゃべりしたいものですね。

カウンター席に座ったからといって、お店の人や他のお客さんと話すのは面倒だなと思うのであれば、テレビに見入ってみたらどうでしょう。

「テレビにくぎ付けになっているな」と感じれば、お店の人は声を掛けてきません。テレビを見聞き流ししながら、実はじっくり酒と肴を堪能するのも手ですね。

マイケルオズ流 一人酒の心得

一人酒での酒場探訪数知れず・・・酔いどれ男のマイケルオズが「一人酒の心得」と銘打って、5つのポイントを記してみました。

1 店構えに臆せず、思い切って店に入ってみる
2 お店に遠慮せず、でも図々しいのはダメ
3 酒場は楽しむところと心得るべし
4 雰囲気になじんでも、深入りはしない
5 名残惜しみつつ店を出るのがベスト

酒場に入って一人酒をする・・・決してハードルは高くありません。気後れすることなく、思い切って酒場に飛び込んでみましょう。新しい世界が見えるかもしれませんよ!

 

「酔いどれ男のさま酔い飲み歩記」は、2022年8月からnoteに連載しているエッセイで、大阪や東京での飲み歩きをはじめ、全国各地のひとり旅での酒場めぐりなど、エピソードや失敗談を盛り込みながら、ドキュメントタッチで面白おかしく書いています。

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2023年2月からは当サイトでも掲載を始めました。サイトのカテゴリー「ひとり旅で飲み歩き」からエッセイをお選びください

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