ひとり旅で列車を使うか?航空機を使うか?~迷った時に選ぶポイントを解説

ひとり旅の目的地によって、往復の公共交通機関が決まってくるケースは多いといえます。簡単に言えば、近くなら列車やバス、遠くなら航空機を選ぶでしょう。

ただ、列車を使うか、航空機を使うか、微妙な距離感のある地域もあります。

東京を起点に考えるなら、東北新幹線のある青森県や秋田県、東海道・山陽新幹線のある広島県が、そういった距離にあたります。

名古屋や大阪からですと、九州や四国(愛媛、高知)といったところでしょう。

そんな時、どう考えて往復の交通機関を選べばいいのでしょうか。

 

今回は、東京から青森へのひとり旅を例にとって、ポイントを解説いたします。

 


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「逆算論」に基づいて、復路の交通手段から考えてみる

「逆算論」とは、ひとり旅のプランニングをする際、「帰宅する時間から逆算してスケジュールを組む」というテクニックです。詳しくは「ひとり旅のプラン作りのポイント②」をご参照ください。

 

都内の主要駅や羽田空港から1時間圏内に住んでいるとして、自宅への帰着時間を午後8時にします。これに当てはまるダイヤは下記のとおりです。※交通機関のダイヤは2022年11月現在

航空機   青森空港17:35発JAL―羽田空港19:00着

東北新幹線 新青森駅15:52発はやぶさ34号―東京駅19:04着

 

☑️ 料金は比較しないほうがいい?

グランクラス

単純に通常料金で比べてみれば、新幹線の方が料金は安いわけですが、事前に日程を決めて出かけるひとり旅の場合、予約して乗るわけですから、単純に比較できません。

航空券の場合は、事前予約する日によって非常に格安で手に入る割引制度を各航空会社が設けています。新幹線よりも割安になることも多いです。

東北新幹線には「グランクラス」というハイレベルなサービスが受けられる車両があります。値段は張りますが、それだけ乗る価値があるというもの。運賃の高い、安いだけで単純比較できない要素の一つと言えますね🙄

 

☑️ 時間も単純には比較できない?

青森から東京までの単純な時間の比較では、航空機が1時間25分に対し、新幹線は3時間12分で、新幹線は倍の時間がかかっています。

ただし、JRの場合は下車してから次の乗り換えまで時間がかかりません。東京駅ですと、山手線や京浜東北線なら10分、中央線でも15分で乗り換えられます。

一方、航空機ですと、羽田空港に着陸してから到着ロビーを経て、京浜急行線に乗るまでには、どんなに急いでも15分かかります。

到着ゲートの位置によっては、さらに時間がかかることもあり、荷物を預けている場合は、30分以上は確実にかかります。

山手線等の乗り換えには、京浜急行で品川駅まで行くことになりますが、その場合は余裕をもって45分~1時間くらいは見ておかなければならないでしょう。

 

☑️ 出発点へのアクセスも単純比較は難しい?

復路の場合、新幹線なら新青森駅、航空機なら青森空港が出発点になります。このアクセスも、プランの立て方によってさまざまな見方ができます。

青森駅から新青森駅まではJRで4分。新青森駅を経由する路線バスを利用するというプランを組むこともできます。

一方、青森空港までは青森駅前から連絡バスで約35分となります。ただし、道路の混雑状況などにより、それよりも時間がかかることもあります。

弘前駅からですと、JRなら33分から44分かかります。空港までは連絡バスがあり、所要時間は55分です。

連絡バスの場合、空港での搭乗手続きや手荷物検査にかかる時間も考慮したダイヤを組んでいますので、航空機の出発時間より早めに空港入りすることになります。


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往路の交通手段について考

ひとり旅初日なので、朝の7時台には出発しようと思います。その場合、該当する航空機と列車は以下の通りになります。※交通機関のダイヤは2022年11月現在

航空機   羽田空港7:45発JAL―青森空港9:05着

東北新幹線 東京駅7:08発はやぶさ203号―新青森駅10:17着

 

☑️ 比較する際のポイントは?

単純に所要時間だけを比べれば、航空機は1時間20分、新幹線は3時間9分ですので、圧倒的に航空機の方が早いです。

ただし、復路でも触れましたが、空港や駅までのアクセスによっては、この差が縮まるということも考えられます。

さらに羽田空港の場合、出発時間に確実に搭乗するためには、少なくとも1時間前には空港に到着しておく必要があります。

新幹線は1時間に1~2本運転しているのに対し、航空機は便数が少なく、乗れる人数も限られているので満席ということも視野に入れなければなりません。

 

ひとり旅全体をプランニングするなかで、乗り物を「単なる移動手段」とするのか、あるいは「乗っている時も旅」と考えるのかでも、選択肢が変わってきます。

とにかく目的地に早く着きたいのなら航空機、駅弁でも食べながら旅気分に浸りたいなら新幹線と、プランに合わせてみるのもいいかもしれません。

 

ここでは、東京―青森の移動手段について考察してみましたが、乗り物を選択するうえで記事がご参考になれば幸いです。


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