新大阪駅に着いてからの大阪ひとり旅~覚えておきたい地下鉄「御堂筋線」
「食い倒れ」や「お笑い」など独特の文化が根付く大阪は、ひとり旅の目的地としても人気があるところです。
関西圏以外から列車で大阪入りする場合、多くの方が東海道・山陽新幹線を利用し、新大阪駅に降り立ってからがスタートとなります。
初めての大阪・・・新大阪駅からどうやって目的地に行けばよいのか・・・お悩みの方向けにワンポイントアドバイスをいたしましょう。
それは「地下鉄の御堂筋線を覚える」ということです。
大阪市内を南北に走る大阪メトロの地下鉄路線の一つ。路線図上は江坂~なかもずを結んでいますが、江坂から北大阪急行線に乗り入れて、千里中央まで行っています。途中駅には、新大阪、梅田、淀屋橋、本町、心斎橋、なんば、天王寺、長居などがあります。
★新大阪から地下鉄御堂筋線に乗るメリットは
- 乗り間違えや迷う心配はほぼ皆無
- 関西の主要私鉄路線に乗り換えやすい
- 他の地下鉄路線と多くの駅で交差
それぞれについて解説します。
1️⃣ 乗り間違えや迷う心配はほぼ皆無
新大阪駅からJRを使って大阪中心部に向かうためには、東海道本線で次の大阪駅まで行き、基本的にはそこで乗り換えを余儀なくされます。
大阪駅はターミナル駅なので、非常に多くの路線が乗り入れています。やってくる列車の行先もマチマチで、初めてだと、どの列車に乗ればいいか迷ってしまいがちです。
地下鉄の御堂筋線だったら、1番線のなかもず方面に乗れば、確実に主要駅までたどり着けます。島式ホームですが、間違えることはまずないでしょう。
新大阪駅には、JRと御堂筋線しか乗り入れていませんので、ほかの路線に乗ってしまう心配はありません。
2️⃣ 関西の主要私鉄路線に乗り換えやすい
大阪には、阪神、阪急、近鉄、南海、京阪と、さまざまな私鉄が走っています。目的地が私鉄沿線にあるというケースも多いでしょう。
地下鉄御堂筋線は、これら主要私鉄路線との乗り換えにも便利です。
阪神線や阪急線に乗るなら梅田駅、近鉄線や南海線に乗るならなんば駅、京阪線なら淀屋橋駅となります。
近鉄南大阪線には、天王寺駅に隣接する大阪阿部野橋駅での乗り換えとなります。また、住吉大社方面に行く阪堺電車も天王寺駅前から出ています。
3️⃣ 他の地下鉄路線と多くの駅で交差
御堂筋線は大阪市内の真ん中を縦断していますが、市内を東西に走る路線だけでなく、南北に走る路線とも交差しているため、乗り換えが分かりやすいです。
東西を走る地下鉄路線では、本町駅で中央線、心斎橋駅で長堀鶴見緑地線、なんば駅で千日前線との乗り換えができます。
なんば駅の次、大国町駅からは南北に走る地下鉄路線と交差し、動物園前駅で堺筋線、天王寺駅で谷町線との乗り換えができます。
市内中心部をほぼ並行して走る四つ橋線には、梅田駅からなんば駅までの各駅で乗り換えが可能ですが、大国町駅での乗り換えが最もスムーズです。
ℹ️ JRとの乗り換えには・・・やはりJRを経由
目的地の最寄り駅がJRの場合は、新大阪駅から地下鉄御堂筋線を使わず、JRを使うのが一般的です。
大阪市内なら下車駅まで乗車券がそのまま使えますので、御堂筋線を利用するメリットはほとんど無いと言えるでしょう。
大阪の地下鉄で最初に覚えた路線が御堂筋線で、大阪ひとり旅の時は「御堂筋線からどこで乗り換えればいいか」を考えて、プランを組むようにしています。東京の地下鉄路線に比べれば、とても分かりやすいのが大阪の地下鉄の特徴です😁
東京の地下鉄に比べると、はるかに分かりやすい大阪の地下鉄。そのなかでも御堂筋線は絶対に押さえておきたい路線です。大阪へのご旅行では大いに利用してください。
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