ひとり旅で神社参り「宮崎県編」~鵜戸神宮、青島神社、宮崎神宮

八百万の神(やおよろずのかみ)が御座す神社をお参りし、大願成就やパワースポットの恩恵にあやかりましょう!

ひとり旅で神社参り~今回は「宮崎県編」と題し、鵜戸神宮、青島神社、宮崎神宮の3カ所と、寄り道スポット「酒仙の杜」をご案内いたします。


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全国に数ある神宮の中でも、海の景観美では国内指折りの場所にある鵜戸神宮。参拝に訪れること自体がダイナミックな海岸線を眺める散策となり、その先にある洞窟に御祭神のウガヤフキアエズノミコトが鎮座されています。

御祭神は神武天皇の父親にあたり、神社の創建も古代の崇神天皇の代までさかのぼると伝えられています。御祭神の母親は海神の娘とされ、海に帰る時、御子のために自分の乳房を残していったといいます。それが洞窟内にある「お乳岩」です。

本殿の前にある「霊石亀石」には穴があり、運玉を投げて穴に入ると願い事がかなうとされています。私も挑戦してみましたが、手前の岩にバウンドして穴に入りました。これはご利益があるということなのでしょうか?😅

鵜戸神宮公式サイト

ひとり旅で神社参り~神社ミニ知識

神社で気持ちよくお参りするために~知っておきたいマナー
・神社を訪れたら、鳥居の前で一礼しましょう
・手水舎で両手を清め、口をすすぎましょう
・帽子をかぶっている方は、参拝前に脱ぎましょう
・一部の神社を除き、「2礼2拍手1礼」が基本です
・神前へのおじぎは頭を深く下げましょう
・鳥居を出る時も一礼しましょう

 

宮崎市街地から南へ15キロほど行くと、太平洋に浮かぶ青島が見えてきます。「鬼の洗濯板」と呼ばれるギザギザの奇岩に囲まれ、リゾート地としてもお馴染みですが、青島の中央部に鎮座しているのが青島神社です。

創建年代は定かではありませんが、少なくとも1200年前から祀られていたようです。御祭神は彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)で、神話の「海彦・山彦」の山彦として知られ、神武天皇の祖父にあたる方です。

弥生橋を渡って行くことができる青島は、島全体が神域とも言えるような神秘的な空間で、ビロウを中心とした亜熱帯植物群は国の特別天然記念物に指定されているほど。

青島神社は縁結びの神様として、良縁を求める多くの人たちでにぎわっています

青島神社公式サイト

ひとり旅で神社参り~神社ミニ知識

お祭りなどの神事の前に唱えられる「祓詞(はらいことば)」をご紹介します
掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す

 

宮崎県は神話のふるさとと言われるほど、神話にちなんだ場所が各地に点在しています。県庁所在地である宮崎市には、市街地の真ん中に木々に囲まれた荘厳な一角があります。ここが宮崎神宮です。

宮崎神宮の御祭神は神武天皇。言うまでもなく初代の天皇にして、東征を行って大和朝廷の礎を築いたとされる方。神宮の創建は古代にさかのぼるそうで、その格式の高さは昭和天皇をはじめ、多くの皇族方がご参拝されていることでも分かります。

宮崎神宮の例祭「御神幸祭」は一般には「神武さま」と呼ばれ、秋の宮崎市を彩る一大イベント。明治時代に住民からの嘆願により、今の祭りの形態が確立したそうで、宮崎市民が一体となって祭りを盛り上げています。

宮崎神宮公式サイト

ご紹介した3神社の御祭神は古事記や日本書紀に登場する神代の神様たち。エピソードを紐解きながらお参りするのも楽しいですよ🧐


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宮崎市中心部から北西にバスで約1時間の綾町にある「蔵元 綾 酒泉の杜」は、全国でも珍しい「お酒のテーマパーク」として知られています。

そば焼酎などを製造している雲海酒造が運営しており、焼酎蔵、清酒蔵、ワイナリー、ビール醸造所が集積していますので、左党にはたまらない施設。

蔵元や酒造場は見学ができ、もちろんワインやビールの試飲が可能。さらにレストランやお土産屋もあり、お酒が飲めない方でも十分に楽しめます。

宮崎駅や宮交シティからは酒仙の杜行きのバスが出ており、お帰りも安心。お酒のテーマパークですので、お酒を飲まれる方はぜひバスをご利用ください。

酒仙の杜公式サイト

 

※このガイドは、ブログ「旅人マイケルオズのニッポンひとり旅語り」に掲載した神社参りコラムを再編集したものです。

※併せて、こちらのコラムもお読みください


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